研究室と機関銃

研究室の忘年会に参加。みんな立派になってるな。研究者として。いいことだ。おれは違う道を選んでるけど、いい時間を共有してる仲間だから、久々に会えるとうれしい。新宿で飲んだ。一軒目はちゃんととかっていう和風の居酒屋。普通。ごく普通。二件目がいけてた。いい店という意味ではけっしてない。おれは8Yという友人が教えてくれた鳥良に行きたかった。しかし、少し待ち時間がある。みんな関東の僻地に住んでるので終電が早い。そこでアルタ前の客引きの勧めにしたがって歌舞伎町のその居酒屋へ行ってみた。

雰囲気は少し不穏。黒人が客引きで立ってる店の二階。とりあえず入ってみると狭い。しかもすごい人の数だ。仙台の名店、いろはみたいな感じ(いまは虎の穴か)。で、最初にテーブルにおいてあったおつまみがなぞで、そうめんを揚げたものに塩と味の素がぬってあるオリジナルのおつまみがグラスにぎっしり刺さってた。微妙。

よくよくみると、壁の材料は築二十年くらいたったアパートの木の壁みたいなやつで、恐ろしいほど薄い。だからいたるところから声がもれてきて非常にやかましい。うぎゃーうぎゃーおえーぇみたいなかんじか。隣の女性の集団の一人がコンビニ袋に嘔吐するなど、カオスですよ。カオス。そこに国立大学の助手先生がいるんですよ。

でもまー、学生時代みたいで面白かった。安かったし。当然だけど。

和の月という名前も某チェーンをぱくってて素敵でした。